育児記録

育児生活の正直な気持ち

どうも。新米パパのかわさんです。

本日は10月19日火曜日。

子どもが生まれてから12日目。我が家に来て、育児がスタートしてから1週間が経ちました。

また、ブログを開設してからは2週間が経過しました。

なんだか、ここまで怒涛の日々を過ごしたような気がします。

ここまでを振り返ってみて、育児生活の正直な気持ちと育児休暇を取った現状での感想を書こうと思います。

育児生活の正直な気持ち

結論からいうと、育児生活はとても楽しいですし、充実した生活を送れていると思っています。

「え?でも、育児って大変でしょ?」

と思われる方もいると思います。

はい。大変です。大変じゃないわけなんてないです。

むしろ、仕事よりも大変なんじゃないのかと思うくらいです。

オムツ交換やミルクを飲ませることは1日に何回もします。

泣いたらあやして、お風呂に入れたり、寝かしつけもします。

夜中寝てくれない、または、起きてしまって寝不足になることなんかざらにあります。

仕事は、就労時間が決まっています。でも、育児に就労時間なんてなくて、常に24時間体制です。

朝だろうが夜だろうが関係ありません。

子どもが泣けば僕たちも起きて、オムツ交換をするなり、授乳するなり、ミルクを作って飲ませてあげなきゃいけないんです。

僕も奥さんも、気づいたら目の下にクマができていました。

2人してびっくりです。

でも、仕方ないですよね。『泣いて起きて、母乳やミルクを飲んで、排泄をして、また寝る』の繰り返しをして成長していくことが赤ちゃんのリズムですし、赤ちゃんにとっては、一種の仕事でもありますからね。

それに、いくら夜中に起こされようが、眠さはありますけど、我が子は可愛いので全然苦じゃないです。

また、その合間で、産後の奥さんの体に極力負担がかからないように、料理・洗濯・掃除等の家事や買い物などは全般的に僕がしています。

共働きで、もともと家事は分担しながら行なっていたので、そこまで苦ではないですが、料理は奥さんが主で行なっていました。

というのも、お互い医療関係の仕事なのですが、僕の方が平日帰宅するのがどうしても遅くなってしまうんですね。だいたい、20時半〜21時くらいになってしまいますかね。

奥さんは、だいたい18時半〜19時くらいには帰宅できていたので、料理はどうしてもお願いする形になってしまっていました。

「私の方が先に帰ってくるんだから大丈夫だよ!」

と奥さんも言ってくれていたので、つい、その言葉に甘えてしまっていたのもあります。

それに、奥さんの作る料理はとても美味しいので、仕事の疲れが癒やされて次の日も頑張れました。

僕も料理を作ること自体は好きな方ではありますが、じゃあ奥さんみたいにテキパキ作れるのかといったらそうではないので、この育児生活になってからは自分なりに頑張ってはいるつもりです。

改めて、奥さんの料理を食べれていたことに感謝しています。

奥さんの料理を食べれないのは心細いですが、今はそんなこと言ってる場合じゃないので頑張ります。

でも、週末になると、奥さんのお母さんが来てくださるので、とても助かっています。お母さんの手料理もハンパじゃなく美味しいので、より育児に家事にと頑張れます!!

まぁ、こんなかんじで、不慣れなことや育児する上での大変なことはあります。

でも、可愛い我が子を見ていると、そんな大変さなんて目じゃないですし、疲れは一瞬で吹き飛びます!

子どもができる前、同じようなことを言ってる人を何度も見てきました。

僕も子どもは好きですが、正直「ほんとかよ」って疑っていたりもしましたが、本当なんですよね。

気づいたら、自分も同じことを言っていました。

これは、本当に子どもが生まれてからじゃないとわからないことだと思います。

それとブログに関しては、慣れない育児に慣れない生活で、書くことはなかなか大変なものでした。

当然、そうなることは覚悟していましたし、隙間時間を見つけて書くようにもしていましたが、思った以上にうまくはいかないものですね。

まぁ、自分のペースで進めてはいきますが、少しずつ子どものサイクルやブログのシステムもわかってきたので、こまめに記事は書いていきたいなと思います。

ただ、プロフィールにも書いた通り、僕は『文章を考えて書く』というのが大の苦手でして、時間がかかってしまうタイプなので、まぁ慌てず、自分の身の丈にあった進め方でいきたいと思います。

育児休暇をとってみた結果

こんな育児生活が充実できているのも、育児休暇をとったからといっても過言ではないです。

当然、職場の方々のご理解とお力添えがあって成立できていることなので、とても感謝をしています。

育児休暇を取得した理由

①奥さんが、僕と一緒に育児をしていきたかったから

別に、奥さんがご両親と仲が悪いとかではなくて(むしろとても仲が良い)、子どものことで何かあった場合に、親と相談ではなく、僕と相談しながら育児を進めていきたいという強い希望がありました。

僕自身も、生まれてすぐの時期はそばにいたいし、一緒に見ていきたいという気持ちはありましたが、産後の奥さんの体のことも考慮して、里帰りをするかしないかは、奥さんが望む方にしようという思いでした。

②両親に負担をかけたくなかったから

奥さんのご両親もお仕事をされているので、里帰りをすることで、お休みをとってもらわなければいけなかったりと、負担をかけてしまうという思いがありました。

奥さん的には、あまり負担をかけさせたくないという気持ちが強かったようです。

③かかりつけ医が現在の住まいにあるから

奥さんは、定期的に通っている病院が今の住まいの近くにあったため、かかりつけ医がこちらにある方が安心ではないかと考えました。

以上の3点から、里帰り出産ではなく、僕が育児休暇を取る形になりました。

取得期間

基本的には、子どもが生まれてから1歳に達するまでの1年間で取得可能ですが、今回の僕の場合は、生まれてから約1ヶ月半での育児休暇を取らせていただきました。

というのも、僕の仕事は医療職で技術職でもあり、僕自身の担当の患者様もそれなりに多く持っています。今回の育児休暇にあたって、担当の患者様を他のスタッフへ割り振り、一時的に担当をお願いさせていただきました。

そのため

  • 患者様や他のスタッフのためにも、長期間のお休みはちょっと気が引けるし、患者様の状態を把握できないのは不安だなと個人的に感じた。
  • 技術職でもあるので、あまり長期間お休みをしてしまうと『自分の技術が劣るんじゃないか』とか『仕事をする気力がなくなるんじゃないか』という不安が生じた。

という個人的な理由があったため、1ヶ月半の取得とさせていただきました。

職場でも有り難いことに

「1ヶ月半と言わず、3ヶ月や半年とか長めに取っても構わないのに」

とも言ってはくれていたんですけどね。

「こんな僕にそんなこと言ってくださるなんて…ほんとなんて良い職場なんだ」

という感謝の思いを胸に、お気持ちだけ受け取りました。

それに、初めての取得でもあったので、期間に関しては他の知人の方の情報も収集して決めたのもあります。

結構、僕の周りでは、同じ医療職の男性で育児休暇を取っている例が多かったんです。

それがだいたい、1ヶ月半〜3ヶ月で取られている方が多かったので、それも参考にさせていただきました。

そんな育児休暇ですが、実際にとってみて、まだ育児が開始して一週間ですが、僕や奥さんが思う現状でのメリット・デメリットを考えてみました。

育児休暇のメリット

メリット
  1. 仕事のことを気にせず、育児や奥さんのサポートに専念できる
  2. 奥さんと育児の開始時期のズレがなく、一緒にスタートラインに立って開始ができる
  3. 子どもの成長過程と小さな変化、心配事や悩み事を奥さんと共有することができる

①仕事のことを気にせず、育児や奥さんのサポートに専念できる

仕事のことを一切気にせず、育児や奥さんのサポートに専念できるのは、本当に気持ち的に楽です。

これは、先ほども言いましたが、職場の方々のご理解とお力添えがあって成立していることなので、とても感謝をしていますが、本当に気持ち的に楽です。

僕の奥さんの場合、骨盤の痛みや体の不調が強い方だったので、家事にしても子どものことをみるにしても、育児や奥さんのサポートに専念できたのは本当によかったです。

②奥さんと育児の開始時期のズレがなく、一緒にスタートラインに立って開始できる

ここ結構大事で。

ここからは、僕の一個人の考えとして聞いていただければと思うんですけど。

里帰りになっちゃうと、奥さんの方が先に育児のスタートラインに立って走り始めちゃうので、旦那さんはその後を追いかけて行かざるを得ないんですよね。

もっと言えば、奥さんはお腹の中で子どもを育てているときから、すでに子どもに対する感情移入が旦那さんよりも強いと思います。

「あぁ、僕の心がまだついていけてないな」

と感じることは正直結構ありました。

奥さんはあんまり感じていなかったかもしれませんが、僕はそんな場面を何回か感じました。

でも、それは仕方のないことで。

だって、奥さんはつわりとか壮絶な体調不良や体の変化を、子どもと一緒に乗り越えてきているんですもの。

それに引き換え僕は、そんな奥さんの状態を見て

「大丈夫かな?」「辛そうだな」「なんとか乗り切れますように」「今僕にできることをしよう!」

と思うばかりで、その壮絶な辛さや体調不良を僕の体で感じることはできません。

そりゃ、気持ちのズレや温度差が生じても仕方のないことですよね。

だから、純粋な旦那さんなら「あぁ、俺全然ダメじゃん」とか「奥さんはこんなに気持ちが先に行ってるのに俺は何やってんだ」とか「俺に子ども育てる資格あんのかな?」とか思っちゃう人もいるかもしれません。

でも、大丈夫です。仕方のないことですから。

少なくとも、僕はそういうふうに割り切りました。

でも旦那さんって、『奥さんのお腹がだんだん大きくなっていくこと』『性別がわかること』『胎動』『エコー写真での成長(コロナ禍で一緒に受診できないので)』とかで親になるんだなという気持ちがどんどん強くなっていきます。

「子どもができたよ!」とういう報告が “ 芽生え ” だとしたら、上記のことが “ 肥料や水 ” でやっと親になる気持ちの花が咲くみたいなかんじですかね。

だから僕の場合は、妊娠の中盤〜後半になってきて、『子どもがいること』『親としての実感』を強く感じてきました。

そこではじめて「あぁ、やっと追いつけたのかな」と感じました。

この過程は、奥さんも同じことなんでしょうけど、奥さんと旦那さんの違いは、それが単純に『早いか遅いか』だけなのかなと思います。

まぁこれは、あくまでも僕個人が思うことなので、共感してくれる人がいてくれるなら嬉しいなと思う次第です。

だから、やっと追いつけたのに、育児の開始時期がズレると、また先に行かれちゃうので、一緒にスタートラインに立って開始できるのは本当に素晴らしいことだと思います。

③子どもの成長過程と小さな変化、心配事や悩み事を奥さんと共有することができる

ここもかなり大きなポイントで。

ここは僕の意見よりも奥さんの意見の方が強かったです。

例えば僕たちの場合、育児開始序盤で…

「うちの子はミルクを飲んだ後にゲップがなかなか出なくて、どうしてもしゃっくりが止まらなくなっちゃう」

といった心配事がありました。

ゲップ出なくても大丈夫だよと思われる方もいるかもしれませんが、はじめは何事も不安なんですよね。

これに対して、僕たちは『自分たちのやり方の問題なのかな?』『ゲップ出すのが苦手なタイプなのかな?』と一緒に悩みました。

そして、様子を見ながら、ミルクを飲んだ後にすぐに寝かせちゃうとしゃっくりが出やすいことがわかり、ミルクを飲んだ後は少し起こしておくように対処してからは頻度が少なくなりました。

これを里帰り中なら親と共有しなければいけなくて、旦那さんと電話で共有できてもその状態を見れてはいないから「へぇ〜そうなんだ」くらいにしかならないんじゃないかという話になりました。

「言葉のみの共有だけじゃないのが良いよね!」

という奥さんの言葉に納得でした。

他にも「ミルクの量と温度は大丈夫かな?」とか「今日はうんちが出てない」とか「爪がうまく切れない」とか…

心配事や悩み事は尽きないですけど、そこを奥さんとすぐに共有できるのは良いですよね。

また、それだけではなく、「ミルクを飲む量が増えてきたな」とか「沐浴でギャン泣きしなくなってきたな」とか「まつ毛や髪の毛が少しずつ生えてきてるな」とか、成長過程での小さな変化に一緒に気付けて共有できるのも良いポイントだなと思います。

育児休暇のデメリット

デメリット
  1. 復帰してからの不安が多少はある
  2. 収入の減少(正直、ここはまだわからない)

①復帰してからの不安が多少はある

先ほども言ったように、技術職でもあるので、あまり長期間お休みしてしまうと『自分の技術が劣るんじゃないか』とか『仕事をする気力がなくなるんじゃないか』という不安は多少はあります。

でもまぁ、なんだかんだ大丈夫かなと思っています。

1年とかならちょっとわからないですが、数ヶ月程度であれば、感覚はすぐに戻るかなと思っています。

また、それなりの長期間でのお休みになるので、勉強しなおしたり、自分の頭の中の整理をする良い機会でもあるのかなと感じています。

②収入の減少

ここは、まだお給料が出ていないので、なんとも言えませんが、確実に減ることは分かっていますし、それを理解した上での育休を取っているので、そこまで不安の対象ではないです。

各支給単位期間ごとの支給額は、原則として、

休業開始時賃金日額 × 支給日数 × 67%(ただし、育児休業の開始から6か月経過後は50%)

出典:厚生労働省 ハローワークインターネットサービス「育児休業給付の内容及び支給申請手続について」

となっています。

雇用保険の中に『育児休業給付金制度』があり、労働者は給与の一部の額の支給を受けることができるんです。

確かに、お給料は少し減ってしまいますが、そのために貯金もそれなりにしてきてはいたので大丈夫かなと。

それに、育児休業期間中は、保険料(健康保険・厚生年金保険)が免除されます。

そして、この免除期間は、将来の年金を計算する際には、保険料を納めたものとして扱われるようです。

そのため、育児休業給付金支給額と保険料免除を合わせると、休業前の8割くらいが支給されることになるので、実質2割減くらいになるのでしょうか。

ここらへんの詳しいことは、厚生労働省のHP等を見てもらえると正確かなと思いますし、会社とも確認を取って相談をしていくと良いかと思います。

でも、さすがに、1年間はちょっときついのかなと思ったので、奥さんとも相談して1ヶ月半という期間にしました。

取得期間は、こちらで設定ができるので有り難いですね。

それに、この男性の育児休業には『パパ休暇』という制度もあります。

通常、育児休業の取得は原則1回までですが、子の出生後、父親が8週間以内に育児休業を取得した場合には、特別な事情がなくても、再度、育児休業が取得できるという制度です。

要件

①子の出生後8週間以内に育児休業を取得していること

②子の出生後8週間以内に育児休業が終了していること

出典:「パパ・ママ育休プラス」

なので、子どもの成長に伴い、また半年後くらいに1ヶ月半ほど、パパ休暇を取る予定ではいます。

がっつり半年とか1年取るのではなく、このような制度をうまく活用して、1年のうちに育児休業を分けて取ることも1つの方法だと思います。

結論(僕が伝えたいこと)

男性も育児休暇は絶対とるべきだと思います!!

むしろ、積極的に取っていくべきです!!

当然、個人事業主(フリーランス)の方やご家庭の事情によっては取れない方や取りづらい方もいるとは思います。

その場合は仕方のないことですが、雇用されていて、育児休暇を取るかどうか迷われている男性の方がいるのなら、取る方をぜひ選んで欲しいなと思うんです。

今じゃ、男性の育休は当たり前のことですが、それでもまだまだ『普及している』とは言い難いのが現状ですよね。

でも、国は男性の育休を推奨しています。そのため、育児休暇は、男女どちらでも(日雇い労働者は除いて)、契約形態に関わらず取得できる、法律上認められた権利なんです。

なので、会社に「育児休業を取りたいです」と言えば、原則誰でも取ることができるんです。

子どもはどの時期も可愛いとは思いますが、生まれて間もない新生児は、おそらく一番可愛い時期だと思います。

また、初めての育児のスタートで不安やわからないことだらけで、一番大変な時期でもあると思います。

そんな大切で大変な時期を、産後で体がしんどい奥さん1人に任せても良いのでしょうか?

生まれてすぐの時期にそばにいられて、子どもの成長過程を間近で感じられること。こんな幸せなことはないと思います。

もちろん、一時的にお給料が減ったり、育児特有の大変さというものはあります。

でも、それ以上に得られることやよかったなと思えることの方が断然多いですし、かけがえのない時間を過ごせると思います。

少なくとも、僕や奥さんは、本当にとても充実した育児ができていますし、育児休暇を取れたことを心から感謝しています。